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何故シコポケという大会に男は惹かれるのか
~古代ローマの剣闘士から読み解く~
0、はじめに
この特殊ハイランダーの特質上デッキは、たねポケモン主体と進化ポケモン混合とに二分されるだろう。中でも今大会の追加特殊ルールである、殿堂レギュで使用可能な「ボール」と名の付くグッズをすべてデッキにいれてよい点は、考察を深めるとともにプールを狭める可能性のあるルールであると私は考えた。したがってまずこの追加ルールを中心に論ずるものとする。
1、ボールときんのたまとに生じた相対性理論における騎乗位実験
ひとまず、すべてのデッキに比較的無理なく組み込むことができるボールを効果とともに簡易的な紹介する。詳しい効果はトレーナーズウェブサイト[1]を参照のこと。
咥える種類 |
ボール名 |
P |
たねポケモン |
タイマー、ルアー以外 |
o |
進化ポケモン |
クイック、ネスト、ネット、 |
l |
エネルギー |
ネット、○○団(エネルギー転送でおk) |
n |
進化以外の条件有 |
ネット、フレンド、レベル、ダイブ、ヘビー、リピート、プレシャス |
h u |
ポケモンすべて |
スーパー、ハイパー、マスター、ゴージャス、ダーク |
b |
上記以外にもミステリートレジャーやしんかのおこう等があるが効果説明は省略する。
私が最も危険視しているのがハイパーヘビープレシャス略してハイビスに包含されかつ、ネストクイックの守備範囲もばっちり抑えている「たね・逃げるエネルギー3以上、GX、」のグループである。特にヘビーボールの役割が非常に大きい。またドラゴンタイプは逃げるエネルギーが多いカードが多くミストレとも非常に相性が良い点がさらに評価を上げた。
ほかにも、ハイビスには「レシリザ、テルリザ、ドラン」の炎三点セットがいる。今大会では溶接工をデッキに1枚しか入れられない点を鑑みると脅威度は下がるが単体のスペックが高いため注視する必要は高い。一方でピカゼクはエレキパワーとエネルギーつけかえが1枚しか使えない点で個人的に評価を下げている。
ネストクイックハイパーゴージャスマスター、特に後者2つは超万能カードなため使い手のプレイングに左右されるカードであるだろう。この5枚をいかにして手札に引き込むか、いつ使うのか、相手のリソースは何が残っているのかを常に考えながらプレイすることこそが肝要なのかもしれない。
2、はーい!2人組作ってー!・・・あれ君、お友達はどうしたの?
次にデッキに1枚であっても二人分以上の活躍をすることもあるパワーカードを一部紹介する。
効果 |
対象カード |
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トラッシュから山札へ |
友達手帳、釣り竿、エネ循環、 |
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トラッシュから手札へ |
シロナ&カトレア、エネルギー回収、ワタシラガV |
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サーチ(特性、非GX,V) |
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サーチ‘(特性) |
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繰り返し |
リサイクルエネ、回収ネット、マインドリポート |
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1枚が2枚にぃ |
冒険の鞄、スピナー、ジラーチプリズム、etc. |
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紹介したカードはほんの一部であるが、コンボに寄せるかグッドスタッツのカードで固めるかは各プレイヤーの手腕によるところが大きいだろう。マインドリポートのミュウツーと回収ネットのコンボが決まれば先述した溶接工を使いまわすことが可能である。溶接工にさえタッチすることができればハイランダー汎用パーツで従来の炎デッキに近しいプレイが可能な点は高く評価せざるを得ない。3神ザシアンに微有利を取る点も大変良い。
3、レシ×リザは割と良シチュだと思います。次点でコダ×ヤド
上の画像は筆者が5分で作成したデッキである。イベルタルGXは偽装で悪エネルギーをわざと入れていない構成にしている。この環境においてベンチのポケモンを呼び出すカードは限られた数しかないため、1項の最後に論じた通り無駄に考えることの多い今大会で相手のキャパシティを圧迫することは有効な手段であると考えられるからである。これから登場するカードによって環境が変わったとしても、基本パーツはさほど変化しないように思えた。
4、剣闘士による死者数は500万人に上るそうだ
Stier.レシテルリザ、アルディパ軸、
Atier,ピカゼク、マルヤクデ、超バレット、水単デッキ、ドラパルト、闘デッキ
Btier,ムゲンダイナ、妖デッキ、コントロール、etc.
5、在宅ワーク下半身下着のみは性癖かもしれない。
いい機会を生み出してくれた運営のおはすぃくんに感謝!
次回シコポケはいつだろう?
[1] https://www.pokemon-card.com/card-search/ 2020,7,17閲覧